「フィルムセパレーターの水平リサイクル実証事業」が地域未来投資促進法に基づき、地域経済牽引事業に承認されました。
日榮新化株式会社(本社:大阪府東大阪市・東京都千代田区 代表取締役社長:清水 寛三)が取り組む「フィルムセパレーターの水平リサイクル実証事業」が、地域未来投資促進法に基づき、「地域経済牽引事業(地域経済活性化に貢献する事業計画を支援する取り組み)」として、承認されましたのでお知らせいたします。
当社は、1976年に製造拠点を三重県伊賀市に置いておりますが、
当社の取り組むラベル台紙の水平リサイクル「資源循環プロジェクト」における「フィルムセパレーターの水平リサイクル実証事業」に関わる工場を同市に新しく建設しております。
この取り組みが、地域経済の成長発展に貢献すると期待を頂き、三重県より地域経済牽引事業として承認いただきました。
<地域経済牽引事業とは>
地域未来投資促進法に基づき経済産業省が主導する、地域の特性を生かし高い付加価値の創出、また地域の事業者に対する相当の経済的効果を及ぼす事業を促進することを目的とした取り組みです。
三重県の策定した成長戦略に基づき、
「輸送用機械、電子・電機、石油・化学、生産用機械等の関連企業の集積を活用した成長ものづくり関連産業」
「石油製品等製造業・化学工業の関連企業の集積を活用した環境・エネルギー関連産業」
の項目で当該事業を申請し、承認いただきました。
<「フィルムセパレーターの水平リサイクル実証事業」の概要>
ラベルを商品に貼り付けた後にユーザーのもとで発生するフィルムセパレーター(リサイクル専用台紙)を有価回収し、当社・三重工場に隣接した土地に建設中の「三重RP工場」にて、回収したフィルムセパレーターをリサイクルします。分別、フレーク化、ペレット化を経て、再びフィルムセパレーターの原料に戻してフィルムメーカーに納入します。2024年4月~フィルムセパレーター(リサイクル専用台紙)の量産化を行う予定です。
※「資源循環プロジェクト」の詳細はこちらから
※「資源循環プロジェクト」の一部は、環境省による令和4年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金「脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業」(補助事業)として実証化に取り組んでいます。フィルムセパレーター(ラベル台紙)の水平リサイクルなどの社会実装・量産化については、2024年4月~を予定しています。