破れた絵本をきれいに補修するには?絵本補修テープの使い方・選び方を粘着加工メーカーが解説

破れた絵本をきれいに補修するには?絵本補修テープの使い方・選び方を粘着加工メーカーが解説
子どもが何度も読み返している、お気に入りの絵本。
長く使っているうちにページが破れたり、表紙が傷んだりして、
「まだまだ読めるから捨てたくない」
「思い入れのある一冊だから、できるだけきれいに直したい」
と思ったことはありませんか?
そんなときに役立つのが、絵本や本の補修に使える専用の「絵本補修テープ」です。
破れた部分を貼るだけなら、家庭にあるセロハンテープでも補修できます。
しかし、大切な絵本を長く使いたいのであれば、貼った直後の仕上がりだけでなく、「時間が経ったあと」まで考えてテープを選ぶことが大切です。
この記事では、粘着加工を専門とする日榮新化株式会社が、
- 絵本の補修にセロハンテープをおすすめしない理由
- 補修テープが使える場所
- 絵本補修テープの選び方
- STANDARDとPREMIUMの違い
- きれいに補修するためのポイント
を、粘着加工メーカーの視点から分かりやすくご紹介します。
絵本の補修にセロハンテープをおすすめしない理由
破れた絵本を見つけたとき、まず思い浮かぶのが身近な「セロハンテープ」ではないでしょうか。
すぐに貼れて便利ですが、長く残したい絵本の補修では注意が必要です。
セロハンテープは、時間が経つと黄ばみや劣化が起こることがあります
セロハンテープは、経年によって粘着剤が酸化し、黄ばんだり、硬くなったりすることがあります。
貼った直後は透明でも、時間が経つにつれて補修した部分が黄色く目立ってしまうことがあります。
「子どものころの本を久しぶりに開いたら、昔貼ったセロハンテープが黄色くなっていた」
そんな経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
大切な絵本を長く残したい場合は、「今きれいに貼れるか」だけではなく、「時間が経ったあとにどうなるか」まで考えて補修用テープを選ぶことが大切です。
時間が経っても、黄ばみにくい。
ハルアイデアの絵本補修テープには、STANDARD・PREMIUMともに、変色しにくい「アクリル系粘着剤」を採用しています。
一般的なセロハンテープに使用されることの多い天然ゴム系粘着剤と比べて、アクリル系粘着剤は経年による黄変が少ないことが特長です。
大切な絵本だからこそ、破れた部分を補修するだけではなく、補修したあともできるだけきれいに。
ハルアイデアでは、そんな考えから粘着剤にもこだわっています。
絵本補修テープでは、どんなところを直せる?
絵本補修テープは、ページの破れや端の傷み、表紙など、さまざまな場所の補修に使用できます。
たとえば、
- ページの破れ
- ページの端や角の傷み
- 表紙の破れ
- ページとページの継ぎ目
- 背表紙などの傷み
など。
なかでも、ページの破れは絵本でよく見られる傷みのひとつ。
補修する際は、破れた部分をしっかり覆える幅があり、貼ったあとが目立ちにくいテープを選ぶのがおすすめです。
ハルアイデアのPREMIUMは幅5cmのため、破れた部分をしっかり覆いやすく、ページの破れはもちろん、表紙などの広い範囲まで補修しやすいのが特長です。
一方、STANDARDは3cm幅で、必要な部分だけを補修したい場合や、テープを細かく使いたい場合に便利です。
ただし、フィルムに比較的硬さがあるため、開閉によって大きく曲がる背表紙などへの使用にはあまり向いていません。
※本の素材、紙質、印刷方法、表面加工、傷み方などによって接着性や適性は異なります。大切な本に使用する際は、目立たない場所で確認してからご使用ください。
用途に合わせて選べる、2つの絵本補修テープ
ハルアイデアでは、補修する場所や仕上がりの好みに合わせて選べる2種類の絵本補修テープをご用意しています。
「STANDARD(スタンダード)」と、UVカット機能を備えた「PREMIUM(プレミアム)」です。
どちらも日本製で、変色しにくいアクリル系粘着剤を採用。
一方で、テープの幅や長さ、表面仕上げ、UVカット機能などに違いがあります。
STANDARD|透明感のある仕上がり。日常の絵本補修に
STANDARDは、幅3cm×長さ20mのロールタイプ。
透明性が高く、文字やイラストの上から貼っても見えやすい、光沢仕上げの透明タイプです。
3cm幅なので必要な部分だけを補修しやすく、20m巻でたっぷり使えるのも特長。補修する箇所を細かく調整したい場合や、使用量が多い方におすすめです。
STANDARDの主な特徴
【3cm×20mのロールタイプ】
細かな部分を補修しやすく、たっぷり使える20m巻。
【透明感のある光沢仕上げ】
文字やイラストの上から貼っても見えやすい透明タイプです。
【時間が経っても黄ばみにくい】
変色しにくいアクリル系粘着剤を採用しています。
【日本製】
粘着加工専門メーカーが国内で製造しています。
STANDARDはこんな方におすすめ
- ページの破れなどを日常的に補修したい
- 細かな部分を補修したい
- たっぷり使いたい
- 透明感のある仕上がりを重視したい

PREMIUM|幅広5cm×UVカット。仕上がりにもこだわりたい方に
お気に入りの絵本や、思い入れのある大切な本。
「補修するだけでなく、できるだけ長くきれいに使いたい」。
そんな思いから開発したのが、「絵本補修テープ PREMIUM(UVカットタイプ)」です。
PREMIUMには、STANDARDと共通する黄ばみにくさに加えて、
- UVカット率90%以上
- テカリを抑えるマット仕上げ
- 幅広5cm
- 透明度も高い
という特長があります。![]()
紫外線を90%以上カット
PREMIUMは、UVカット率90%以上。
大切な絵本や本を補修しながら、紫外線の影響にも配慮できる補修テープです。
窓の近くや明るい場所に置いている本など、「補修だけでなく紫外線対策も考えたい」という場合におすすめです。
※UVカット機能は、紫外線による色あせや変色を完全に防止するものではありません。![]()
貼ったあとまで、自然。テカリを抑えるマット仕上げ
PREMIUMのもう一つの特長が、「テカリを抑えるマット仕上げ」です。
透明なテープでも、光沢が強いと光が当たったときに補修した場所が目立つことがあります。
PREMIUMは表面の光の反射やテカリを抑えることで、貼ったあともページや表紙に自然に馴染みやすい仕上がりにしました。
STANDARDが透明感のある「光沢仕上げ」であるのに対し、PREMIUMは補修したあとの自然な見た目を重視しています。![]()
5cm幅だから、広い範囲もしっかり補修
PREMIUMのサイズは、幅5cm×長さ10m。
STANDARDより幅広なので、ページの破れだけでなく、表紙や背表紙、ページの継ぎ目など、広い範囲を補修したい場合にも使いやすくなっています。
必要な長さにカットできるロールタイプなので、小さな破れから広い範囲まで、用途に合わせて使用できます。
STANDARDとPREMIUM、どちらを選べばいい?
STANDARDとPREMIUMは、どちらが優れているというものではありません。
補修する場所や、求める仕上がりによって選ぶのがおすすめです。
| 比較項目 | STANDARD | PREMIUM |
|---|---|---|
| サイズ | 3cm×20m | 5cm×10m |
| 表面仕上げ | 光沢仕上げ | マット仕上げ |
| UVカット | ― | 90%以上 |
| 粘着剤 | アクリル系 | アクリル系 |
| 黄ばみにくさ | ○ | ○ |
| 仕上がり | 透明感のある仕上がり | テカリを抑えた自然な仕上がり |
| 細かなページ補修 | ◎ | ◎ |
| 表紙など広い範囲 | ○ | ◎ |
| 背表紙など広い範囲 | △ | ○ |
| おすすめ | たっぷり使いたい方・ 必要な部分をコンパクトに補修したい方 |
幅広い補修・UV対策・仕上がりを重視する方 |
| 製造国 | 日本 | 日本 |
迷ったら、こんな選び方がおすすめです
ページの破れなど、日常的な細かな補修をしたい
→ STANDARD
20m巻でたっぷり使いたい
→ STANDARD
文字やイラストの見えやすさ・透明感を重視したい
→ STANDARD
表紙や広い範囲を補修したい
→ PREMIUM
背表紙など、曲がる部分も補修したい
→ PREMIUM
補修部分のテカリを抑えたい
→ PREMIUM
紫外線対策もしたい
→ PREMIUM
絵本をきれいに補修する5つのポイント
1.補修する部分の汚れを取り除く
ホコリや汚れ、水分などが付着していると、十分に接着できない場合があります。
貼る前に補修部分をきれいな状態にしておきます。
2.破れた部分を元の位置に合わせる
破れたページをできるだけ元の状態に合わせてからテープを貼ります。
3.必要な長さにテープをカットする
補修する部分に合わせて、必要な長さにテープをカットします。
4.シワや気泡が入らないよう、少しずつ貼る
一度に全面を貼るのではなく、位置を確認しながら端から少しずつ貼っていくのがポイントです。
5.貼る位置をしっかり確認してから貼る
ハルアイデアの絵本補修テープは、しっかり接着するよう設計しています。
一度貼るときれいに剥がせない場合があるため、位置を確認してから貼り付けてください。
よくある質問
Q. 破れた絵本はセロハンテープで補修できますか?
貼り合わせること自体はできますが、一般的なセロハンテープは経年によって黄ばみや劣化が起こります。
大切な絵本を長く使いたい場合は、貼った直後だけでなく時間が経ったあとの状態も考えて、補修用途に適したテープを選ぶことをおすすめします。
Q. 絵本補修テープは黄ばみにくいですか?
ハルアイデアのSTANDARD・PREMIUMには、どちらも変色しにくいアクリル系粘着剤を採用しています。
一般的なセロハンテープに使用されることの多い天然ゴム系粘着剤と比較して、アクリル系粘着剤は経年による黄変が少ないことが特長です。
Q. STANDARDとPREMIUMの違いは何ですか?
STANDARDは3cm×20mの光沢タイプで、細かなページ補修やたっぷり使いたい場合におすすめです。
PREMIUMは5cm×10mのマットタイプで、UVカット率90%以上の機能を備えています。
広い範囲の補修や、テカリを抑えた自然な仕上がり、紫外線対策まで重視したい場合にはPREMIUMがおすすめです。
Q. 絵本の表紙や背表紙にも使えますか?
表紙などの補修にもお使いいただけます。
ただし、STANDARDはフィルムに比較的硬さがあるため、開閉によって繰り返し大きく曲がる背表紙などの補修にはあまり向いていません。
背表紙や表紙など広い範囲を補修する場合には、幅5cmのPREMIUMがおすすめです。
なお、本の素材や表面加工、傷み方などによって接着性や適性は異なります。大切な本に使用する際は、目立たない場所で確認してからご使用ください。
Q. UVカットタイプなら本の色あせを完全に防げますか?
いいえ。
PREMIUMは紫外線を90%以上カットしますが、紫外線による色あせや変色を完全に防止するものではありません。
本の状態は、紫外線だけでなく保管環境や経過時間などによっても変化します。
Q. 図書館や学校、保育園でも使えますか?
ご家庭での絵本補修だけでなく、図書館・学校・保育園・幼稚園など、多くの本や教材を扱う場所での補修にもお使いいただけます。
粘着加工専門メーカーだから、貼ったあとまで考える。
絵本は、補修したその日だけ使うものではありません。
何度も開いて、何度も読み返し、ときには何年も大切に残されていきます。
だからこそ日榮新化では、「しっかり貼れる」ということだけでなく、補修したあとの仕上がりや、時間が経ったあとのことまで考えて絵本補修テープを開発しています。
変色しにくいアクリル系粘着剤。
文字やイラストを邪魔しにくい透明なフィルム。
そしてPREMIUMでは、さらにUVカット率90%以上と、テカリを抑えるマット仕上げを採用しました。
粘着加工を専門としてきたメーカーだからこそ、素材と粘着剤、そして「貼ったあと」まで考える。
それが、ハルアイデアの絵本補修テープです。
大切な一冊を、これからも。
子どもが何度も読み返した絵本。
家族で大切にしてきた一冊。
少し破れてしまっても、きれいに補修することで、これからも長く楽しむことができます。
日常的なページの補修や、細かな部分に使いやすい「STANDARD」。
UVカットやマット仕上げ、幅広5cmなど、仕上がりにもこだわった「PREMIUM」。
大切な本や使い方に合わせて、ぴったりの絵本補修テープをお選びください。
大切な一冊を、これからも。
この記事を書いた人
日榮新化株式会社
企画開発室/ハルアイデア 商品企画担当
粘着フィルム・粘着加工製品を手掛ける日榮新化株式会社にて、EC向け商品の企画・開発・販売を担当。「絵本補修テープ STANDARD」「絵本補修テープ PREMIUM(UVカットタイプ)」の商品企画・販売にも携わっています。
監修
日榮新化株式会社
日榮新化は、粘着フィルム・コーティング技術を基盤とする粘着加工専門メーカーです。長年培ってきた粘着加工の知見を活かし、産業用途から一般消費者向けまで、さまざまな粘着製品の開発・製造に取り組んでいます。
[日榮新化株式会社の会社・技術紹介はこちら]
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