メタルドット・メタルミストのポッティング試作
先般、当ブログでご紹介しました立体調の風合いでパターン柄のある蒸着PET粘着シート 「メタルドット」及び「メタルミスト」ですが、加工方法の1つのご提案として、フィルムの表面にポッティング加工を施してみました。
ポッティング加工とは?
シルク印刷、シール印刷、インクジェットプリント等で印刷したラベルの上に透明のウレタン樹脂を2mm前後の厚みでコーティングしたものです。写真を見ていただくとわかりますが、レンズのような立体的な曲面により独特の光沢感が出ますので、通常のラベルよりも美しく、高級感を演出することができます。
また、ポッティング加工された製品は、表面が軟らかく傷がつきにくい為、印刷面の保護に役立ちます。さらに耐久性の向上や滑り止めとしての効果もあります。
メタルドット:ドット(点)を規則正しく配置したパターン柄
メタルミスト:ミスト模様の花こう岩を連想させるような不規則で細密なパターン柄
本製品は、蒸着特有の光沢があるグロス調(銀)とシックなマット調(消銀)でドット柄や細かな柄を表現する事で、凹凸が無くても、立体調に見えるのが特長ですが、ポッティング加工をすることで、より立体的に表現できます。
【以前の開発ブログ記事】
◆「メタルドット」ドット模様の銀色蒸着PET使用シール・ラベル素材
◆「メタルミスト」ミスト模様の銀色蒸着PET使用シール・ラベル素材
◆「メタルドット・メタルミスト」溶剤系インクジェットプリンタ対応メディア試作品
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