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  1. 粘着フィルム・コーティング技術の日榮新化株式会社
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特許取得製品のご紹介

patented products

特許第7281800号 シリコーン/アクリル両面テープ「NE-RS85S」

曲面追従性に優れた、 シリコーン系微粘着面とアクリル系強粘着面の両面テープ!

「シリコーン/アクリル両面テープ」は、無延伸のアクリル芯材の一方にアクリル系粘着剤層、
他方にシリコーン系粘着剤層を設けた画面保護フィルムです。(特許第7281800号)

低リタデーションなので、虹ムラが生じにくく独自技術により、曲面に貼り付けても浮きや剥がれが生じにくいといった特長が備わっています。

また、微粘着側はリワーク性やエア抜け性に優れ、強粘着側で透明部材にしっかり貼りつきます。

【特長】

  • 低リタデーションなので、虹ムラが生じにくい
  • 曲面追従性に優れている
  • シリコーン系微粘着面とアクリル系強粘着面を持つ

虹ムラ抑制比較画像

アクリル芯材は異方性がないため低リタデーションであり、
虹ムラの低減や偏光レンズに対応可能です。

虹ムラ抑制比較画像 PETフィルム 三波仕様
アクリルフィルム
製品構成

※リタデーションとは、位相差のこと。リタデーション値が低いフィルムを用いると干渉ムラ等が抑えられます。

特許第7324517号(中国でも権利化) 導電性フィルムや、全固体電池に
適用できる電解質膜、
放熱フィルムといった用途に!

技術の実用化に向けて
協力企業を募集中!

当社で開発した「マイクロ粒子のシート化技術」についてご紹介いたします。

マイクロ粒子を熱プレスとUV硬化により、両端を露出させた状態で樹脂膜中に単層で埋め込む技術です。
この技術により、マイクロ粒子の両端を複合膜の上下両面から露出させることができ、
各種マイクロ粒子がもつ熱・電気・イオン伝導性などを損なわず、粒子本来の性能を発揮させられます。
これは粒子を複合膜に埋没させない特許技術により実現されます。(特許 第7324517号)

マイクロ粒子として導電粒子を使えば導電性フィルムになり、電解質粒子を使えば、全固体電池に適用できる電解質膜にもなります。

【特長】

  • 各種マイクロ粒子を熱プレス加工によって柔軟なシート状に加工
  • マイクロ粒子として導電粒子を使えば導電性フィルムになる
  • 電解質粒子を使えば、全固体電池に適用できる電解質膜にもなる
  • マイクロ粒子として放熱粒子を使えば、放熱フィルムにもなる

製膜工程:熱プレス法

製膜工程:熱プレス法

導電粒子複合膜 断面図

多様な形状のマイクロ粒子を、分散不要な熱プレス法によって、柔軟なシートに加工します。
粒子本来の機能を損なわないため、電子機器、電池、放熱材など幅広い用途へと応用できます。

製膜失敗例

製膜失敗例
粒子が埋没しており上下方向の導電性は消失

製膜成功例

製膜成功例
上下方向の電気抵抗は10Ω以下

実際の複合膜の拡大画像 断面図

上下にマイクロ粒子の一部が露出しています。

球体粒子
〈上部〉

球体粒子〈上部

LATP系
固体電解質
〈上部〉

LATP系 固体電解質〈上部〉

球体粒子
〈下部〉

球体粒子〈下部〉

LATP系
固体電解質
〈下部〉

LATP系 固体電解質〈下部〉
 

複合膜のシート化の技術を利用した
さまざまな活用方法

電気伝導性◎
電気デバイス(電解質膜)

電気伝導性粒子の複合膜は、厚み方向にのみ導電する異方性導電シートとしてスマートフォンなどの電子機器製造へと応用できます。

イオン伝導性◎
全固体電池

イオン伝導性粒子の複合膜は、固体電解質として全固体電池へと応用できます。

熱伝導性◎
放熱シート

固体粒子を放熱粒子にすれば、ヒートシンクやIC等の放熱も可能です。

特許取得技術 粘着シートの糊面に特殊加工!
粘着力をコントロールする、
当社独自の技術をご紹介

当社で開発した「バンプ粘着」とは、粘着加工済み製品の粘着面に特殊加工を施し、粘着力を部分的に可変させる技術です。
初期タックが小さく位置合わせが容易でありながら、押圧によりしっかりくっつく粘着シートが実現可能。
また、1枚の強粘着シート上の一部を“中粘着”、別の部分を“弱粘着”や“微粘着”にコントロールすることが可能となります。

【特長】

  • 部分的に粘着力を可変することができる。
  • 糊面に厚膜を形成すると微粘着にできる。
  • 糊面に薄膜を形成すると中粘着にできる。
  • 糊面に膜を形成しないと強粘着にできる。
  • 膜厚を調整することで、初期タックが小さく位置合わせしやすい粘着シートが実現できる。
  • 押圧によりしっかりくっつくので、仮固定用の粘着シート等が実現可能。
強粘着、尺粘比較図
元々の粘着素材と機材

BUMP粘着 応用例①
異方性粘着力シート

「BUMP粘着」を活用すれば、
1枚のシート上に粘着力の強弱を任意に配置できます。

粘着力が異なることにより、「剥がしやすい方向」
「剥がしにくい方向(異方性)」を作ることが出来ます。

異方性粘着力シート

BUMP粘着 応用例②
剥離時タック消失粘着シート

「BUMP粘着」と「特殊粘着剤」の組み合わせにより、貼り付け時には感圧で強粘着力が発生。

しっかり貼り付きながらも、剥がした際には、粘着面からタック感が消失し、感圧しない限り貼り付かない、特殊粘着シートが作成できます。

異方性粘着力シート|「BUMP粘着」と「特殊粘着剤」の組み合わせ

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