「Neo Fix10・Neo Fix5」総厚0.01mm以下の極薄両面テープ
近年にみられるスマートフォンやノートパソコン等の電子機器は、その筐体の小型化、薄型化に伴い、内蔵部品や固定用部材においても同様に更なる小型化や省スペース化を求められています。
日栄化工の両面テープには、電気機器向けの固定用部材として用いられているものが数多くあり、小型化のニーズにお応えするため、総厚10μmおよび5μm(μm=マイクロメートル、ミリメートルの千分の一)の極めて薄型のグレードをご用意しています。郵便はがきの厚さが0.23mm=230μm程、一般的なコピー用紙が0.1mm=100μm程であることを例に挙げると、これら両面テープの薄さを実感いただけると思います。
Neo Fixシリーズの構成図
総厚10μmタイプのNeo Fix10シリーズは、標準的な粘着力の強いタイプのNeo Fix10、貼り付け初期の粘着力が高く、扱いやすいタイプであるNeo Fix10P、黒色粘着剤を用いることにより可視光の透過を低下したタイプであるNeo Fix10PBなどをラインナップしています。
更に薄い総厚5μmのNeo Fix5シリーズは、上記Neo Fix10シリーズと同様のNeo Fix5、Neo Fix5P、Neo Fix5PBに加え、低温状態での貼付が可能なNeo Fix5S等を取り揃えております。
これらの薄型両面テープは電子機器内部の、電磁妨害などを抑制する磁性体部品の固定などに用いられています。また、上記以外にもさまざまなグレードがあり、用途、工程に応じて使い分けられています。
日栄化工の極薄両面テープに興味を持たれた方は、ぜひお問い合わせください。