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ラベルをきれいに剥がす方法

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ラベルをきれいに剥がす方法

 日栄化工では、粘着フィルムおよび両面テープを製造・販売しておりますが、その基本となる構成は、表面基材と粘着剤と剥離紙(剥離フィルム)のシートとなります。粘着フィルムを使用しているラベルは、粘着剤の部分がいろいろな被着体にくっつきます。

 くっつくことを考える上で、粘着剤には「粘弾性(粘性・弾性)」という性質があります。

 「粘性」は、粘着剤が柔らかく伸びるので被着体表面の凹凸を埋めてくっつく性質です(ぬれるともいいます)。この時、「分子間力」という力が働いています。「弾性」は、粘着剤が層として形成していることによる一定程度の硬さと弾力(戻ろうとする力)の性質です。

 これらは一般的には、高い温度では粘性、低い温度では弾性が働きやすくなります。

 ラベルは、このような2つの力が働いて被着体にくっついていますが、きれいに剥がす時はどうすれば良いでしょうか?

 ラベルを剥がす時、粘着剤は粘弾性の性質が働きつつ、伸びながら剥がれています。そのため、勢いよく速く剥がすと、伸びた粘着剤が途中で切れていまい、粘着剤が被着体に残りやすくなります。

 また、ラベルの剥離角度としては、一般的には、120~150の角度で剥離強度が弱くなると言われています。この事から『120~150の角度で、ゆっくり剥がすこと』が、ラベルをきれいに剥がすポイントとなります。

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 それでも、粘着剤が残る場合の方法は、よく知られているのがドライヤー等でラベルを温める方法です。一般的な場合は温めると粘性の性質で粘着剤が柔らかくなり、剥がれやすくなります。(ただし、ラベルや被着体の種類により適さない場合がありますので、予備テストを行ってからにしてください。)

 はじめから貼って剥がすことがわかっている場合は、再剥離粘着剤を選ぶこともできます。

 日栄化工では、粘着力別に多くの再剥離粘着剤を揃えております。

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 再剥離粘着剤を使用した主な製品…

 中粘着:エコセラ白タイプF

 弱粘着:R-透明50-N

 微粘着:ソフピール白ソフピールライトシリーズ加工工程用微粘着シートシリーズ

 粘着剤は、被着体、使用用途、使用環境に合わせて、最適な選定をすることが重要です。各種フィルム・粘着剤・剥離紙と組み合わせて、ご要望に合わせた製品構成に作成できますので、ご検討をお願いいたします。

 再剥離粘着剤や糊残りについて、ご関心がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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